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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.40/巨匠のたった一度の来日.6/離旭

 1週間の滞在もあっという間におわり、米国に帰る日が来た。

2つのコンサート、2つのクリニック、講演会、表敬訪問と
芸能人並みのスケジュールをこなし帰っていった。

この時今よりは少し若いとはいえ、83歳である。
自分がこの年齢で同じ事が出来るかというと、絶対無理である。

帰国してからの彼の体調の事を気にかけた。
それほど大変な旅路を経て、北海道旭川に来て多くのものを
残していった。

帰国後聞いた事だが、東京から大阪から九州からも来たい人たちが
彼を一目見たかったと連絡を頂いた。
1週間の滞在後、観光で京都方面にどうかと話をしたが、
「もう、最高の日本を見たからもう良い」という。

そんなことで、彼にとっての日本は旭川と言う事になっている。
その後、もう一度来日を望んだが、高齢から来る持病の悪化と
不慮の事故で実現に至っていない。

個人的には無理に来日させるより、少しでも創作活動をして
名曲をより多く残してほしいと思う。
EPSN008121.jpg

そんな、彼のメモリアルコンサートが2012年11月11日
旭川市クリスタルホール音楽堂で開催される。詳細は以下である。
jazzmonth3567.blog.fc2.com/blog-entry-1.html





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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.39/巨匠のたった一度の来日.5/スペシャルコンサート

1週間の来日も終盤、2つ目のコンサートを行った。

「THE WORLD OF SAMMY NESTICO SPECIAL CONCERT」
「サミーネスティコの世界スペシャルコンサート」と題したコンサートである。

出演は言わずと知れたスーパートランペット、エリック宮城を筆頭に
日本で集められるビックバンドの精鋭を集めてのコンサートである。

このコンサートを実現する為に何度も上京し、エリック氏と打ち合わせを
重ね、サミーネスティコ氏を敬愛する16名のメンバーが集まった。

メンバーのほとんどがネスティコ氏の曲でビックバンドを覚えてきた
メンバーばかり。

リハーサルからメンバーは緊張しながらも、エンジン全開である。
開場は旭川クリスタルホール音楽堂。

ここは元々弦楽器を演奏する為に設計された、残響の長い所である。
そこで音量の大きなビックバンドどちらかと言えばあわない。

その会場でマイクを一切使わないで猛スピードの曲を一糸乱れずに
演奏する。 多分このオーケストラは日本で一番優秀かもしれない。

1部が終わり問題があるかどうか楽屋を訪れると、メンバー全員
目を皿のようにして譜面をさらっている。
「問題?自分が一番問題!」と言う。

そして、全員がマエストロの曲は難しいと言う。

アマチュアの誰もが取り組むマエストロの曲は、一流のプロが演奏しても
難しいのである。

日本で集められる限りの優秀なメンバーの演奏にマエストロは
非常に満足していた。

そして「このメンバーで良い演奏が出来なければ、自分の曲が
悪い」
とも。
この時の演奏は本当に心温まる良い演奏だった。

s16.jpg
写真は演奏が終わりほっ!としているメンバーとマエストロ&エリック氏。

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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.38/巨匠のたった一度の来日.4/コンサート

サミーネスティコ来日シリーズの4回目である。

2005年約一週間の滞在中にマエストロは2つのコンサートを
行った。 

一つは旭川で活動を続けてたジュニア・ジャズオーケストラ
との共演。 もう一つはエリック宮城をリーダーとするスペシャル
オーケストラとの共演である。

マエストロとジュニアジャズとの出会いは2004年IAJE(国際ジャズ教育協会)
の招待でニューヨークへ行ったときである。

300名くらい入る会場、ステージの真ん前に座っている老人?
あれは・・・サミーネスティコかな。

でも、こんな日本から来た子供のジャズオケ聴きにこないよなぁ・・・。
でも、よく見ると確かに「ビックバンドの聖典」と言われるサミーネスティコ
だ。 IAJE代表のリチャードダンスカム氏が特別に招待したらしい。

それからの記憶はあまり定かでない。
ステージに立ってもあまり緊張した事は私はないが、この時ばかりは
緊張した。

そんな事をよそに子供たちは呑気にのびのび演奏している。

半端に知っていると言う事は恐ろしい。

そんな呑気な子供たちとの共演コンサートが下の写真である。
このときサミーネスティコ83歳である。

それにしても元気すぎる!
s11.jpg

ゲストはエリック宮城、近藤和彦、守屋純子、岩瀬立飛他。





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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.37/巨匠のたった一度の来日.3/クリニック

巨匠のたった一度の来日.3である。

前回、大変な思いで来日した事を書いたが滞在期間
多くの人と交流したが、その中でもジュニアジャズオーケストラ
との交流は思い出深い。

滞在3日目にクリニックを行った。
このクリニックはマエストロが日本で行った唯一の
ものだろう。 今後間違って来日すれば別だが・・・。


クリニックではとにかく良く褒める。
上げて育てる典型である。
その言葉の中にジャズのエッセンスが散りばめられている。
s5n1.jpg

ジャズは最もコミュニケーションを必要とする音楽で
お互いの事を思い合わなければならない」

と言いしっかり音を聞きなさい!」と言う。

子供たちはあまりの当たり前の事に「?」で無反応である。

しかし、相手の音を無条件で受け入れるのは非常に難しい事である。
この事は彼が繰り返し述べた事で、「音楽はシンプルでなくてはならない」
とも言う。

ともすれば、テクニカルなジャズに走りがちな日本人には
耳の痛いところである。

滞在期間はスケジュールがいっぱいだ。
表敬訪問、クリニック、ワークショップ、講演会
コンサート2つ、若い人でもこれだけで疲れる。

マエストロは精力的にスケジュールをこなしていく。

その.4に続く。

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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.36/巨匠のたった一度の来日.2/交流

サミーネスティコが一回だけ来日している事は前回書いたが
期間は2005年10月5日〜10日の一週間である。

マエストロの住んでいる所は、ロサンゼルスから飛行機で50分。
サンディエゴである。 すぐ近くにメキシコが迫ってくる。
避暑地として有名な所で芸能人も多く住んでいる。

そこからサンディエゴ〜ロサンゼルス〜成田〜千歳〜旭川と乗り継ぐ。
トータルでおよそ24時間。 その時の彼の年齢は83歳である。

本当に良く来たと思う。
自分でも往復するようになり、時差のこともありどれ位大変かが身にしみた。
そのことが後日分かり本当に申し訳ない事をしたと思った。
まさに決死の覚悟で、旭川まで来たのである。

が、しかし滞在中はそんな事はおくびにも出さず、明るく振る舞い
人々と交流し、音楽を創作した。

彼は誰からも好かれると言うが、稀に見る人格者である。
その反対の面もその後、知る事になるがそれは本当に小さな事。

彼が行ってきた事の大きさから比べると。

彼の周りにはいつも子供が取り囲んでいる。
そしてアメリカ流のハグをする。 これは、子供には不評のようだったが。

その.3に続く。
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Author:yoshi.jazz
旭川市を中心に活動する音楽家&プロデューサー

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