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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.35/巨匠の作る楽譜

巨匠は自分で楽譜を作っていた。

そう、過去形です。
95年から2008年くらいまでか。
時期は前後するが自分の作曲するアトリエ兼仕事場で作成した。

楽譜にたいする彼の思いは深くて強い。
作曲家は自分の書いた曲を、演奏してもらう為には楽譜を通じてしか
伝わらないので当たり前といえば当たり前となる。

此処に彼の作っていたFenWoodMusicのものと悪名高いケンドール社の
同じ曲「WARM BREEZE」がある。

一目瞭然!。

彼の作る楽譜は10段で1段基本4小節。
演奏者が見た時に演奏しやすいように細部にまで気を配っている。
方やケンドールのものは12段〜13段、小節は5〜6小節。

演奏者は基本的に楽譜を数える時、4小節で数える。
それが5小節になると非常に混乱する。
巨匠はこの話になる度、激怒する。

小節を詰め込むとページ数が稼げる。印刷料も安く上がる。
その分多くの作曲家の曲を出版できる。会社は儲かるという図式である。
ケンドール社のこの体質は今も変わっていない。

彼が自分で楽譜出版に至った経緯は、自分で作った子供のような曲が
正しい姿で伝わらない事に業を煮やしたからである。
しかし、楽譜出版業務は大変である。

楽譜の受注、製本、印刷、梱包、発送これを奥さんと二人で何年にもわたって
行ってきたのである。 ジャズ最高峰の作曲家がである。
以前に発送してもらった楽譜を見ると裏に製本テープで丁寧にとめてある。
これも、パート譜一部ずつ彼が作成したものである。

こんな作業他の誰かが出来ないのか? と、思わないでもないが、彼はそういう事
を考えない人物なのである。

全国のビックバンドでサミーネスティコの曲を演奏するとき、その事を思うと
彼の曲に対する思いも変わろうというもの。

初見で彼の曲を演奏するなど、もってのほかである。

しかし、この彼の思いも海外遠征で瀕死の重傷を負い、楽譜製作を中止。 
悪名高いケンドール社に販売権を渡す事になる。

彼の気持ちを思うと非常に残念に思う。

■サミーネスティコが作成したもの。
GAKUHU2jpg.jpg

■ケンドール社のもの。
gakuhu1.jpg




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