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ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.38/巨匠のたった一度の来日.4/コンサート

サミーネスティコ来日シリーズの4回目である。

2005年約一週間の滞在中にマエストロは2つのコンサートを
行った。 

一つは旭川で活動を続けてたジュニア・ジャズオーケストラ
との共演。 もう一つはエリック宮城をリーダーとするスペシャル
オーケストラとの共演である。

マエストロとジュニアジャズとの出会いは2004年IAJE(国際ジャズ教育協会)
の招待でニューヨークへ行ったときである。

300名くらい入る会場、ステージの真ん前に座っている老人?
あれは・・・サミーネスティコかな。

でも、こんな日本から来た子供のジャズオケ聴きにこないよなぁ・・・。
でも、よく見ると確かに「ビックバンドの聖典」と言われるサミーネスティコ
だ。 IAJE代表のリチャードダンスカム氏が特別に招待したらしい。

それからの記憶はあまり定かでない。
ステージに立ってもあまり緊張した事は私はないが、この時ばかりは
緊張した。

そんな事をよそに子供たちは呑気にのびのび演奏している。

半端に知っていると言う事は恐ろしい。

そんな呑気な子供たちとの共演コンサートが下の写真である。
このときサミーネスティコ83歳である。

それにしても元気すぎる!
s11.jpg

ゲストはエリック宮城、近藤和彦、守屋純子、岩瀬立飛他。





テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.37/巨匠のたった一度の来日.3/クリニック

巨匠のたった一度の来日.3である。

前回、大変な思いで来日した事を書いたが滞在期間
多くの人と交流したが、その中でもジュニアジャズオーケストラ
との交流は思い出深い。

滞在3日目にクリニックを行った。
このクリニックはマエストロが日本で行った唯一の
ものだろう。 今後間違って来日すれば別だが・・・。


クリニックではとにかく良く褒める。
上げて育てる典型である。
その言葉の中にジャズのエッセンスが散りばめられている。
s5n1.jpg

ジャズは最もコミュニケーションを必要とする音楽で
お互いの事を思い合わなければならない」

と言いしっかり音を聞きなさい!」と言う。

子供たちはあまりの当たり前の事に「?」で無反応である。

しかし、相手の音を無条件で受け入れるのは非常に難しい事である。
この事は彼が繰り返し述べた事で、「音楽はシンプルでなくてはならない」
とも言う。

ともすれば、テクニカルなジャズに走りがちな日本人には
耳の痛いところである。

滞在期間はスケジュールがいっぱいだ。
表敬訪問、クリニック、ワークショップ、講演会
コンサート2つ、若い人でもこれだけで疲れる。

マエストロは精力的にスケジュールをこなしていく。

その.4に続く。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.36/巨匠のたった一度の来日.2/交流

サミーネスティコが一回だけ来日している事は前回書いたが
期間は2005年10月5日〜10日の一週間である。

マエストロの住んでいる所は、ロサンゼルスから飛行機で50分。
サンディエゴである。 すぐ近くにメキシコが迫ってくる。
避暑地として有名な所で芸能人も多く住んでいる。

そこからサンディエゴ〜ロサンゼルス〜成田〜千歳〜旭川と乗り継ぐ。
トータルでおよそ24時間。 その時の彼の年齢は83歳である。

本当に良く来たと思う。
自分でも往復するようになり、時差のこともありどれ位大変かが身にしみた。
そのことが後日分かり本当に申し訳ない事をしたと思った。
まさに決死の覚悟で、旭川まで来たのである。

が、しかし滞在中はそんな事はおくびにも出さず、明るく振る舞い
人々と交流し、音楽を創作した。

彼は誰からも好かれると言うが、稀に見る人格者である。
その反対の面もその後、知る事になるがそれは本当に小さな事。

彼が行ってきた事の大きさから比べると。

彼の周りにはいつも子供が取り囲んでいる。
そしてアメリカ流のハグをする。 これは、子供には不評のようだったが。

その.3に続く。
s13.jpg

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ジャズ作曲家サミーネスティコの秘訣.33/巨匠のたった一度の来日.1/来日

巨匠サミーネスティコは日本にたった一度だけ来日している。

2005年北海道旭川にである。
なんでこんな事になったかというと、2004年1月旭川ジュニア・ジャズオーケストラ
はIAJE(国際ジャズ教育協会)の招待でニューヨークで公演を行った。
その折、総裁リチャードダンスカム氏の招待でサミーネスティコが聞きに来た
のである。

それはそれはびっくりした!。
ネスティコ氏は「このグループはジャズの持つ大切なグルーブを持っている」
と大変評価して頂き、その折「日本には行った事がないので是非行ってみたいね」
と言う。

当然、私は社交辞令と思いながらも「巨匠を日本に呼びたい」と思った。
その時はそれで終わり、帰国してから再度連絡をを取ってみると当然
難色を示す。

その時巨匠は82歳日本で言うと最高齢に入る歳である。
後で聞くと「旅行そのものが好きでない!。飛行機も好きでない!」
ことが判明。 なるほど首を縦に振らないはずである。

そんな彼は何と日本に来る事になった。
それも北海道旭川市のみである。
私どもが行っているジャズ音楽祭「ジャズマンスイン旭川」のゲストとして来日する事が
決定したのである。

決まってから茫然自失?天地騒然?テンヤワンヤ、・・・。
来るはずがないと決めていたから、準備に大わらわである。
2005年春の事である。

この続きはその.2へ。

summy20052.jpg







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ジャンル : 音楽

新譜「On the Sammy Side of the Street」を考える.2               1965年映画音楽の名曲「The Shadow of Your Smile」

サミーネスティコの新譜を考えるシリーズ、第2回目は
映画音楽として名高い「The Shadow of Your Smile」を考える。

邦題は「いそしぎ」。
曲は数限りなく聞いた覚えはあるが、よく考えると「いそしぎ」?
何のこと?と思い調べてみると、カモメに近い海鳥の事。

映画はエリザベス・テイラーとリチャード・バートン美男美女主演の
男女の出逢いと別れの物語である。
作詞ポール・フランシス・ウェブスター、作曲はジョニー・マンデル。

「The shadow of your smile 」
Barbra Streisand & Johnny Mathis

ジョニー・マンデルは元々トランペット奏者で、カウントベイシー楽団でも
演奏した。(知らなかった)
映画音楽を数々作っているが、この「いそしぎ」が何といっても有名である。
この映画のサントラ版はクインシー・ジョーンズがプロデュースをしている。
(これも知らなかった)

ネスティコ氏はこの名曲を全編アルトサックスのダンヒギンズをフィーチャー
している。 ネスティコ氏はこのソロを聴き泣いたと言うが、本当に心のある
ソロをとる人だ。 
著作権の関係で音源はのせられないが、是非CDを聞いて頂きたい。

ネスティコ氏自身も一番良い音楽テイクと言っているのがこの
トニーベネットが歌ったものである。

Tony Bennett
「The Shadow of Your Smile」 (1966)

アレンジはアルトサックスをフィーチャーし、3本のフルートバスクラリネット
ミュート奏法のTP.TBで独創的なサウンドを作り上げている。
後半ここぞと言う時に、フルパワーの泣きのブラスサウンドが鳴る。
本当にネスティコ氏は盛り上げ方を熟知している。

参加したミュージシャン誰もが、ネスティコ氏はまだ進化しているといい
「次回も是非参加させてくれ」と全員から懇願されたらしい。

2012年の現代にこんなサウンドを作れる人がいる事を嬉しく思う。
プロフィール

yoshi.jazz

Author:yoshi.jazz
旭川市を中心に活動する音楽家&プロデューサー

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